昭和50年代頃からでしょうか、会社や各種団体のお墓がよく見られるようになってきました。
高野山などに行けば歴史上の人物のお墓に混ざって、企業や団体のお墓があちこちにあります。
昭和30年代から40年代にかけて、日本の経済は高度成長期を向かえ、私たちはただ「物質」を求めてひたすらに猛進してきました。今日、人々の生活は物質的には大変恵まれ、その頂点を極めた感がありますが、その成長も限りがあるとわかり、求めるものを見失った今、ようやく人々は精神を、すなわち心の豊かさを求めるようになってきたのです。
企業や団体という組織の中で、多くの人々が集まったときも同様に、「物質面」だけではなく、「精神性」の追求こそが、これからの時代をリードするのに不可欠でしょう。
そうした、「精神性」への志向から、仏教などの宗教者による講演会が開催され、企業のトップや管理職の人たちがそれに耳を傾けるようになり、そして会社墓へとつながってきたと考えられます。
会社や団体のお墓は、創立者や代表者をはじめ、組織の発展に貢献してきた人々の努力に感謝し、その霊をおまつりします。
また、今後の発展を願い、先人以上の努力を誓い合う場としても大きな役割を果たします。
そのような性格上、お墓の形は企業や団体のイメージを表すものとなり、また慰霊という意味から、ただ派手で目立つものだけではいけません。 ですから、規模・デザインなどを、周囲の景観なども考慮に入れて、十分に検討しなくてはいけません。
石 寅ではお施主である企業・団体の各御担当者の方や、霊園・墓地の管理者、などと綿密な打ち合わせを行い、永年にわたって納得のいただける設計、施工を心がけております。
会社・団体墓をご検討の折には、霊園・墓地の選定から設計、加工、施工に至るまで、一貫した石 寅にご用命頂ければ幸いです。